見た目だけでもカンチェラーラに近づきたい。

自転車乗ってた時の出来事です。思い出話に付き合ってください。



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7月のやばかった時

3連休まであと1日。こんちわ。



今回は、去年の7月の出来事をお話し致します。

6月にロードバイクを手に入れた僕は、毎日のように走っていました。


日曜日に友達とロングライド行こうって話になり、向かうことにしました。


出発は豊中、待ち合わせは京都でした。

朝5時に家を出て、京都へ出発しました。淀川河川敷は2.3日前の台風の影響で大変なことになっていました。


京都で合流し、大原を経由して琵琶湖まで向かうことになりました。


大原にてジロ•デ•イタリア、山岳ステージごっこ開始です。

僕は早速アタックをかけ逃げ切りを図りましたが、涼しい顔をして抜かされました。泣きながら走りました。


ゴールのファミマにて、賞品の1本満足バーを進呈し、改めて出発しようとしたところ、まさかのハンガーノックで初の立ちごけ。


こける瞬間


「こういうこと!こういうこと!」


意味不明な言葉を叫んでいたそうです。



その後、琵琶湖大橋を経由して琵琶湖の下の方を周回し、東山五条に出る道をひたすら走って、友達の家にゴールしました。


だが、ライドはまだ終わっていません。ここから豊中まで帰るのです。

周りは真っ暗、というか22時前くらい。


何を思ったのか河川敷を通って帰ったのです。


桂川の河川敷にて、突如スリップし転倒。

スリップした瞬間に栗村さんの言葉が頭に浮かびました。


「ディレイラーがあるからこける時は左にこけなさい。」


無意識に左に傾き、火事場の馬鹿力で左足のビンディングを外し、左足と左手で体重を支え、自転車を傷つけたくない一心で右手で態勢を保つ。この間約2秒。

神様はとんでもない能力を僕にくれました。


結局、ブラケットの先端が削れ、105のロゴが05になってしまいました。


実は、スリップの原因は台風が運んだ泥でした。5センチくらい積もってました。


コケただけでは終わりません。

泥が詰まってタイヤが動かず。


手でこすり落とし、何とか走り出しました。ブレーキは効きません。辺りは闇。これぞサバイバルでした。


途中、大山崎辺りの明るいところで、ブレーキに詰まった泥を水で洗い落とし、暗闇が怖くなった僕は171号線を通って帰宅しました。


茨木市に入ったあたりでは、泣きながら走っておりました。早く家に帰りたい。


結局、家に着いたのは午前2時。泥だらけのドロミテと、文字の如く泥のように眠りました。



この頃から、サバイバルレーサーへの道を歩み始めていたのかもしれません。

匠の技

年度末、なんでこんなに、苦しいの。こんにちは。




じつは、先日からサドルを変えようと思ってまして、勤務中に探しまくっていたんですよ。

で、Amazon見てるのばれた勢いで注文してしまったんですよね。これ




乗り心地とかじゃなくて、白いのが欲しかったんです。



んで今日配達日、サドル変えたらどこ行こっかなーとか、お尻痛くならないかなーとか考えてて、目が覚めたら19時半。


終わってない仕事を片付けたかのように見せかけて帰宅。



今1番見たくないものは何ですか?そう、不在通知書。



泣きながら営業所まで引き取りに行きました。

再配達なんて待てません。



こうきて



こう



なんかエロい。


炊飯器セットしてひとっ走り行ってきます。

ヒャッホーイ

底辺へ一歩前進

こんにちは。イタリアでは「ジロ•ディターリア」と発音します。




奈良に行ってからというもの、ロードバイクが欲しくて枕を濡らす毎日でした。


休みのたびにシルベスト、ワイズロード、ベックオンなどなどサイクルショップをめぐる日々です。

DEROSAが欲しかったんですけどね、手取り15万円では買えないんですよ。


ところがどっこい。コラテックのドロミテが好感度ランキング急上昇してきたんですよ。


メジャーではない感じがいいじゃない。

言わずもがな購入です。



納車

日、友達と一緒にベックオン行きました。帰りは淀川走ろうねーとかイチャイチャしておりました。そのときは、



納車日に支払いだったんですが、カード使えんのですよ、何回やっても。


その日は一旦退却しました。友達は一人で京都までペダルを踏みました。



カードが使えない。現金は持ってない。ロードは納車準備完了。ライトとかも取り置きしてもらってる。ビンディングシューズも。


人生27年目にして、ようやく本気を出す時が来たようです。

行きましょう、アコムへ。



無人くんに足を踏み入れ、登録をしている時に夢を見ました。


父の笑顔、母の手料理、家族団欒の夕飯。

あ、もう戻れないんだな。悟りました。



次の日、仕事帰りに30万持ってベックオンリベンジです。

男は黙って現金払い。




ついに念願のロードバイクを手に入れました。

サドルの高さとか調整している時に店員さんから言われた言葉


「最初にコラテックから入るって中々渋いっすね」


これ以上ない褒めことでした。胸キュンてやつです。



サイクルジャージも揃え、いよいよカンチェラーラと同じ土俵に上がりました。